シグナス・ブラック

ベラトリック、アンドロメダの父親

【杖】
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【容姿】
絹糸のように細い黒髪。か弱い花を思わせる容姿。淡褐色の目。
病的なまでに線が細い。
【生没年】
1929年9月1日~12月31日-1979年  ※生年月日はオリジナル設定
【所属寮】
スリザリン
【キャラ紹介】
ヴァルブルガ、アルファードの弟。
アルファードは本家で過ごすことが多かったため、年の離れた姉ヴァルブルガと二人姉弟のようにして育つ。
オリオンとは同年の生まれだが、学年が違う。

植物のような男と評されるほど物静かで、自ら口を開くことは滅多にない。
薬草学とマグル学に精通している。魔法の限界と短期間で成長するマグルの能力を賞賛する一方、幼少時から叩き込まれていた純血思想故に野蛮な彼らと関わりたくはないという思いも強く持っている。

幼少時は初対面の客人とは口も利けないほどで、見かねたヴァルブルガが間に入ることが多かったため、成長しても他人とのコミュニケーションを取ることは不得手。
ただ、口にだして伝えることは苦手でも自身の考えは持っており、侮って利用しようと近づいてきた者を驚かせることも多い。

ホグワーツでは例に漏れずスリザリン。
姉のヴァルブルガが可愛がっていた同級生のドゥルーエラ・ロジエールに想いを寄せており、念願叶って卒業後は結婚する運びとなる。
ただし、ドゥルーエラはシグナスが姉に言われるがままに求婚したに過ぎないと思っており、彼女が恋心を寄せているのは危険な匂いを漂わせるアブラクサス・マルフォイだった。
妻が浮気の末に身ごもり、精神的に不安定になっていることを知ると、彼女を一切責めずに自身の子として受け入れることを決意。
【周りからどんな目で見られても、己を愛することのできる強い子になってほしい】という願いから生まれた子にはナルシッサと名づけ、実子のベラトリックス、アンドロメダ同様愛情を注いだ。

ヨークシャーの片田舎に屋敷を構えている。少し離れたところにはマグルの村があるが、大きな湖に阻まれており、また周辺にはマグルの目を欺く魔法がかけられているために屋敷を発見されることはない。
後年財産を譲り受けるためだと乗り込んできたベラトリックスに、物取りの犯行に見せかけられ、妻と共に殺される。